出産体験記 ① 

2月1日の明け方、上沼恵美子の夢を見ているときに、自分が破水したことに気づく。

オットーを起こし、上沼恵美子の夢だったことと
どうやら破水したことを伝える。  どうして上沼恵美子?

これからはテレビで顔を見るたびにこの日のことを思い出しそうだなーとか気楽に考える。


病院に電話して、早朝にオットーと一緒に入院。

診察の結果、部分破水で、まだ陣痛も来ていないとのこと。
破水した場合、2日以内に出産しないと母子の健康に影響が出るということで
陣痛促進剤を使うはめに。

まずは錠剤。その日に有効な陣痛が来なければ次の日に点滴、
まだ無理な場合は帝王切開だと言われて、とてもショック。

出産を体験してみたいとずっと思っていたし
その痛みさえどれほどのものかとワクワクドキドキ楽しみだったので
私はどうしても自分の力で生みたい。

とりあえず、錠剤を飲んで陣痛を待つことに。
昼過ぎぐらいからじょじょに痛みがやってくるが、
夜の八時、子宮が疲れたらしく、陣痛が遠のいてしまう。

あーあ・・の気分で仮眠。遠のくなら、この痛みはなんだったんだ・・とちょっと無力感にさいなまれる。

しかし、深夜からまた痛みが再開。定期的な痛みでこれは本物っぽい。
オットーに出産が終わったらキャラメルコーンが食べたい、とか
思いつく限りの食べたいお菓子を連ねて時間を過ごす。

朝方、診察したらけっこういい感じに陣痛が始まってるらしい。
でも、結局促進剤の点滴は受けることに。

元来、健康で病院知らずなため、点滴さえ初めての経験。静脈かららしくとても痛い。
点滴を始めてから、陣痛が強烈になってくる。

まだもっと痛くなるよ、と看護師に言われて少し泣く。
窓からは見慣れた篠山の景色で、犬のムーと散歩した道や
妊娠中に通ったTUTAYAが見えて、オットーに「もう帰ろう、もうあの道を通って帰ろう」とせがむ。

点滴が終わればこの苦しみも終わると踏んでいたのに
点滴は出産が終わるまで、お替わり自由の無期限投入、ということを知り、
さすがに覚悟を決める。産まねば、終わらないらしい。

感じのいい看護師さんが「昼ぐらいに産めたらいいね」と言ってくれる。
他の人は「今日中に産めたらいいね」だったのに、「昼」と言われて俄然やる気になる。

時計を見ると朝の9時。あと三時間くらいならいけるかも、、と思う。
陣痛の痛みはどんどんピークへ。ちょっと本気で死ぬかも、、と不安になり
看護師さんに「本当に陣痛で死んだ人はいないんですか?」と何度も確認する。

促進剤は、余計に痛いのだ。









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