新しい朝が来た。 


ラジオ体操は毎朝行っていた。
小学生時代の私の夏休みのことである。

どうして、あんなに、真面目に、ひたむきに、
約束のように、宿題のように、

どうして、、、と今になって思う。

朝はまだ涼しいことも多かった氷上で。
何かしらの鳥だか蝉だか虫だかの鳴き声が常に響く空の下で。

しかもうちの地域はラジオ体操のあとなぜかジョギング付きだった。
今思えばけっこうな距離を走っていた気がする。

あれはなんだったんだ。何主導であんな過酷な夏休み。
でも、子どもだから、当たり前に、なんてことなく、
友達に朝から会えるぜラッキー、くらいなテンションで。

すごくエライ、私。


子どもはそんなもんだな。
「決定」に関して疑問を持つことってそうそうないよな。

思い出すのは、小学5年生の学校のキャンプ行事で
夜友達と寝る前にたくさん話をしていて、
その時に、初めて、教師や親って結局人間だから欠点もあるよね、と
言い合って、それが思い出せる一番初めての、大人への階段だ!


と、
そんな事を思い出した朝。
新しい朝が来た。

ラジオ体操は来年から娘は行くのかな。
ランドセル選ぶような、そんな時期が来たんだなーと

思えば遠いところへ来たもんだ、と
振り返りつつヨイショと腰をあげて、一日を始めることにする。


ところで
夏なのに、大変な天気が続き
各地で大きな被害が出ています。

被害のあった地域の方々へお見舞い申し上げます。
私のふるさとの近くも被害が出ています。

復興、という言葉がもうなんだか使われすぎているようにさえ思うほど
何かから復興し続けなくてはいけない、そんな月日が続きます。

新しい朝が、どなたにも訪れますように。
どうか、どうかと今日も願っています。



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