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 2015年07月 

10年前の今日。 


10年前の今日、大好きな人が地上を去った。

その人は憧れのお姉さんのようでいて、お母さんのような存在でもあった。
近づいて独り占めしたいような、でもなんか照れてしまうような。
遠くて近くて、特別な人だった。

10年たつけど、今でも寝る前、
ちょっと頼りない気分の日には彼女の声を思い出す。

「藍子ちゃん」って呼ぶ声色は、まだ薄れていない。
はっきり、あの声、で思い出せる。

10年そうだったのだから
きっとこれからも、あまり変わらないんだろうと思う。

これから私がおばあさんになっても、
何か頼りたいときは、何か助けてほしいときは、
やっぱりあの声で自分の名を呼ばれる想像をして
なんとなく安心して、眠りにつくんだろう。


10年が早くてびっくりしている。
今もし地上にいたらどんな会話してるかな。
子育てのこととか、料理のこととか。音楽のことも、家族のことも。
なんでも前みたいに手紙に書いてるかな。

まだまだ子どものままの気分で、って「葉桜」の歌詞のまま、
そういう部分残したままだけど、
10年たったよ。この10年ありがとう。見てくれていてありがとう。


全然関係ないかもだけど、あなたのお通夜の夜、
みんな悲しいながらも談笑したりする夜に、
声をかけても外でじっと、一人でじっとずーっと悲しみに耐えてる人がいて、
あの頃はその人のことを全然何とも思ってなかったのに
その人が悲しい思いをする時に横に居られるようになりたいと
その姿を見てちょっと思うようになって、

結局その人が今の私のオットーさんになったので、
はじめの気持ちの一番の芽生えは、あなたが作ってくれたのかもしれない、と

10年たって、あらためて思ってるよ。

みんな元気でやってます。
これからも、どうか、見ていてね。






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